初めて見たのダッ

20131105-215009.jpg
テラスの小さな花壇に
お茶の花が咲いた。
店がひっそりオープンしたのが
一昨年の12月10日だから…
そう、まだ母が居てくれた頃。
「お茶の木の垣根に
花が咲くと可愛らしいから
お茶の苗木を頼んでおいたよ。」
と、オープンにあわせて
五cm程の苗木が
母を介して店にやってきた。
日当たりが悪い場所だからか
二年の間、
ぐいっと背丈が伸びるわけでもなく、
枝も広がらず…
かといって 枯れることはなく、
忘れかけそうな頃に
数枚ずつ葉を増やしては
遠慮げに 存在を訴えながら
ひっそり根をおろしていた。
今朝、
テラスに舞い込んだ落ち葉を
掃除してくれていたスタッフが
花を見つけた!と、
走って知らせに来てくれた。
お茶の花を初めて見たことも
純白で 小さく 丸く咲く
その花の愛らしいことにも、
木の生命力にも
胸が熱くなったのだけど、
母が見たがったものは
この「ささやか」なものだったんだ…
と、母のつつましさに
触れたような気がした。
居なくなって知ること…
ほんとに多い。

木は
望みを繋いでくれてる。

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment