歴史を受け継ぐ

大政奉還の年に建立された
林 求馬 邸。
黒船襲来に備え
多度津藩主をかくまう為に
建てられた御用邸。
ぶどう畑とオリーブ畑が広がる
静かな山の懐で
息を潜めるように、
147年の歳月
静かに
丁寧に守られてきた。

この貴重な文化財が
朽ちることのないように…と、
今 多度津では、
募金活動や
ボランティア清掃が
ささやかに繋がれている。
だけど…
やっぱり募金だけでは大変で、
この町の遺産を
維持していく為に
息をさせ続けていく為に、
人に愛でられる建物にしていこう…と
理事の方々から
寛大な配慮を下していただき、
これから
結婚式や披露宴、
お茶会や 月見会、
星空観察会…
婚活に落語寄席…
様々なイベントに
お借りできることになった。
どんな形で
どんなことが実現出来るのか…
…朽ちた感じの
古屋を描いていたんだけど、
門の中は全て
丁寧に手入れされ
150年近い建物とは思えない程。
床の間には
大塩平八郎の
直筆の書がかけられていたり、
殿様用の便器や
風呂も江戸時代のまま。
柱の釘隠しや
ふすまの引手まで
丁寧に細工が施されている。
大事に守られて来た宝を
あわよくば あと50年
愛でられながら生かしていければ…。
ほんの隅っこしか
担げはしないだろうけど、
その一端を
この肩にも担いたいと
ガラにもなく
思った自分がいた。
150年の歴史は
それほどに深い。
多度津ウェディング

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